トクヤマリベースⅢ
「低発熱」、「低臭気」、「低刺激」の硬質リライニング材
「低発熱」、「低臭気」、「低刺激」の硬質リライニング材
義歯床用硬質裏装材(化学硬化/粉液型)
(管理医療機器)認証番号228AFBZX00038000
粉末と液のなじみ時間が弊社従来品と比較して1/2に短縮されました。混和性に優れ、短時間で気泡の混入も少なく混和できます。
混和後の流動性はゆるやかに変化しますので目的に応じた操作性に優れています。
研磨くずが研削バーに絡みつかず快適に研削できます。また、チッピングが少なく、短時間で境界部が滑らかになり目立たなくなります。
硬化性に優れながら、圧縮変形、引っ張り変形に対し柔軟に対応するためリライニング材自体のひび割れ、境界部からの剥がれが抑制できます。
3色
(ファースト・ノーマル共通)
《硬化パターン》
2種類:ノーマルタイプ、ファーストタイプ
大きく変わった点は3点です。
☆口腔内挿入時点の粘度や、それ以降の粘度変化・硬化時間はリベースIIと合わせていますので、これまでと同様に操作できます。
粉末・液の馴染みの改善により混和直後ですとトクヤマリベースIIよりフロー性があります。口腔内への挿入は増粘を待って行ってください。基本的な操作タイミングはトクヤマリベースIIと合わせています。特に、口腔内挿入時からの粘度変化・硬化時間はトクヤマリベースIIと同一です。
粉末の量を増やすことで混和直後の流動性をリベースⅡに近づけることは可能です。ただ、口腔内挿入時からの粘度変化や硬化時間がトクヤマリベースIIよりも早くなるためトリミングのタイミングなど操作に余裕が無くなります。混和直後の流動性は高めでも口腔内挿入時からの粘度変化・硬化時間等、基本的な操作タイミングをトクヤマリベースIIに合わせていますので、標準粉液比でのご使用をお薦めします。盛り付け時の粘度コントロールは、混和後から口腔内挿入時間までの間で、盛り付け時間を少し遅らせるなど、ペースト性状を確認しながらの操作をお薦めします。
互換性はありません。混合して使用しないでください。粉末計量カップもそれぞれ専用のものを使用して下さい。
混合して硬化させた場合の機械的物性に大きな問題はありませんが、混和性・流動性・粘度上昇・硬化時間などの操作性は、トクヤマリベースII・トクヤマリベースIIIの設定と異なります。
できません。
できません。
使用できません。トクヤマリベース接着材を使用して下さい。
使用できます。
トクヤマリベースIIIは総義歯に最適な材料です。パーシャルデンチャーのように口腔内にアンダーカットのある場合には、光硬化型のトクヤマ ヒカリライナーを推奨します。アンダーカットのある症例でボックスタイプの光照射器がない(トクヤマ ヒカリライナーをお使いになれない)場合には、撤去不能にならないよう硬化時間に十分注意してトクヤマリベースIIIを使用して下さい。
トクヤマリベース接着材を使用することで接着します。
金属部分は、ボンドマー ライトレス(別売)、トクヤマ ユニバーサルプライマー(別売)、又はトクソーリベースMRボンド(別売)で接着処理を行って下さい。レジン面はトクヤマリベース接着材で処理して下さい。
金属部分は、ボンドマー ライトレス(別売)、トクヤマ ユニバーサルプライマー(別売)、又はメタルタイト(別売)で接着処理を行って下さい。レジン面はトクヤマリベース接着材で処理して下さい。
トクヤマリベースIIと同じです。ノーマル/ファースト共に、ピンク・ライトピンク・ライブピンク(繊維入り)の3種です。