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トクヤマデンタル倶楽部義歯セミナー

食べられるところまで診る総義歯臨床~診療室から往診まで~

  • 義歯
  • 歯科医師
  • 歯科技工士
  • 歯科衛生士
  • 申込受付中
  • 開催地:東京
  • 会 場:アーバンネット神田カンファレンス (東京都千代田区)
  • 日 時:2018年11月4日(日)10:00~ 16:00 ※昼食休憩あり
  • 講 師:加藤武彦 先生/加藤歯科医院 【神奈川県】、田中五郎 先生/田中歯科医院 院長 【神奈川県開業】

加藤武彦 先生:

80歳90歳が珍しくない無歯顎患者に対して、臨床で自信を持って噛める義歯を製作できる人が少なくなっている。顎堤吸収は強く、増してや認知症などが入れば、なおさらです。ですが、これが臨床の現実です。私も30年ほど前、往診で真剣に作った義歯をテストフードもしてもらえず「こんなもの入れられるか」と捨てられた経験から従来のGysi理論の呪縛から飛び出し、Watt先生の天然歯の元あった位置に人工歯を配列するデンチャースペース理論に方向転換しました。
このテクニックは、失われた骨組織を義歯床で補い、咬合高径、顎位をなるたけ天然歯のあった時の形態に再現することによって、患者さんに、噛めて、歌えて、昔の自分の顔が戻る義歯を作ることに成功しました。
以後30年来、この方法で上下顎のアーチの相違したものに対して、交叉咬合に配列せず、天然歯の元あった位置に人工歯を排列した症例でも転覆せず、よく噛めて顔貌も有歯時を再現できる。これは、総義歯製作法の原理原則だと今では思えるようになりました。

田中五郎 先生:

超高齢社会における無歯顎患者さんの特徴は、下顎の顎堤吸収が著しいだけでなく、上顎の顎堤吸収も進んでいて、顎堤が製作基準になりにくいことです。そこで私たちは、解剖学的メルクマール(特に下顎外斜線、顎舌骨筋線)から歯牙、歯槽骨の元々あった範囲(デンチャースペース)を判断して、そこに義歯を作る方法を用いています。これによって、従来の顎堤を基準とした総義歯よりも舌房の確保、審美の回復が可能となり、患者さんにより受け入れられる義歯が製作できるようになりました。今回は、そのデンチャースペース義歯のステップごとの製作方法と、「トクヤマリベースⅢ」「キュアグレース」を使った改造義歯テクニック、軟性裏層材「ソフリライナー」の使用例等を動画を用いてご紹介したいと思います。

セミナー内容

  • 加藤武彦 先生:

    ●なぜデンチャースペース義歯に方向転換したか
    ●交叉咬合配列をせず、天然歯の元あった位置に上顎を配列しても転覆しない
    ●従来法のモデリングでの術者主導の辺縁形成の印象はしない
    ●解剖学を良く学習し、天然歯列や筋肉の付着部位などから義歯形態を求める
    ●上顎結節の外側の床の厚みと下顎舌側の辺縁形態が吸着のキーポイント
    ●噛めるところまで見る総義歯臨床

    田中五郎 先生:

    ●デンチャースペース義歯とは
    ●デンチャースペース義歯の設計
    ●下顎位の設定方法
    ●両側性平衡咬合の咬合調整
    ●改造義歯テクニック
    ●軟性裏層材の使用法

講師紹介

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加藤武彦 先生

■略歴

1961 東京歯科大学卒業
1964 横浜市港北区にて開業
現在 地域医療勉強会並びに
全国訪問歯科研究会(加藤塾)主宰

■所属

加藤歯科医院 【神奈川県】

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田中五郎 先生

■略歴

1963 神奈川県生まれ
1988 東京歯科大学卒業、加藤歯科医院勤務
横浜市立市民病院口腔外科
河内四郎先生のもとで研修
1990 田中歯科医院勤務
1992 田中歯科医院院長(神奈川県開業)
現在 横浜市清水が丘ケアプラザ協力歯科医
全国訪問歯科研究会(加藤塾)所属

■所属

田中歯科医院 院長 【神奈川県開業】

受講料

  • トクヤマデンタル倶楽部会員の方/¥12,000(税込)
    倶楽部会員よりご紹介いただいた技工士・衛生士/¥8,000(税込)
    上記以外の方/¥22,000(税込)

    ※受講料に昼食代は含まれておりません。
    ※倶楽部にご入会いただきますと、このセミナーから受講料の優待が受けられます。

会場地図

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